「神エクセル」
この言葉を知っている人はどれくらいいるのだろうか?
少し前にヒッソリと流行ったが、未だ知らない人、もしくは自分が神エクセルを作ってしまっている人は多い。
謎が多い神エクセルについて、どのような物か紹介していきたいと思います。
神エクセルとは?
たぶんこのブログを見ている人の中には、そもそも神エクセルがよくわからないって人も多いと思います。
神エクセルっていうのは神のように便利なエクセルとか、神がかったように整備されたエクセルでもありません。
ここで言う神っていうのはどちらかと言うと悪い意味で使われています。
神エクセルは、エクセルで文書やフォームなど、ありとあらゆる資料を作ってしまうことを言います。
「え?別にエクセル便利だからなんでも作れるしいいじゃん?」って思う人もいるかもしれませんが、大問題なので今すぐやめてください(切実)
なんでもエクセルで作っちゃえ!
先ほど神エクセルはありとあらゆる物をエクセルで作ってしまうことと説明しました。
例えば、事務で使う書類などエクセルで作ったとします。
エクセルで作ることもできなくはないですが、文書の修正がめちゃくちゃ大変になってしまいます。
また、文中に挿入する表などもエクセルだと1セルごとに調整をしなければいけないので他のOfficeソフトで作ったときよりも修正に大幅に時間がかかってしまい効率が鬼悪いです。
これは、ただごとではない問題ですよね。
エクセルは文書作成には不向き
そもそもエクセルは表計算向きのソフトです。
データを集計して並び替えたり、データを元にグラフを作ったり、言ってみればデータの個数を入れるためにあるようなソフトです。
エクセルで申請書とか文書を作ろうって発想自体が問題です。
文書作成とかをしたいならワードを使うようにしましょう!
ワードを使いこなせないなら、勉強をすれば良いだけなのです。
便利だから、使いやすいから、だけの理由でなんでもエクセルで作ってしまうのは、自分の周りの人や後にそのエクセルを管理する人にも迷惑がかかるので絶対にやめてください!
しっかりとOfficeソフトを使い分けよう
マイクロソフトから出ているOffice系ソフトはそれぞれに用途が分かれています。
よく使うソフトと使い方は下記の通りです。
- エクセル…データの集計などの表計算
- ワード…文書作成
- パワーポイント…プレゼン資料やチラシ
会社でよく使うソフトってこのあたりだと思うんですけど、そもそもなぜいくつもソフトが出ているか考えればすぐにわかると思います。
いくつか出ているってことはそれぞれにしっかり役割があるということ。
今日からOfficeソフトをしっかりと使い分けてOfficeマスターになりましょう!!
終わりに
実は一番最初に務めた工場ではなんでもエクセルで作成するいわゆる「神エクセル」の環境で、僕もなんでもエクセルで作っていました。
それから、数年経過し事務作業をするようになってからは神エクセルがどれほどやばい代物かっていうのもわかるようになったので、作る人の気持ちも、周りの人の気持ちもわかるつもりです。
今では大学などの論文をエクセルで作ってしまうようなところもあるみたいなので、しっかりと使い分けるようにして神エクセルを撲滅できるようにしましょう!