まず最初にお伝えしたいが、僕は揚げ物が大好きです。
しかもトンカツ、からあげなどの揚げ物は素材の味を楽しむためにいつも何もかけないで食べているし、良い油を使っていないと食べた後に胃もたれしてすぐに気持ち悪くなってしまうくらい敏感です。
そんな僕が会社の人から「とても美味しいからあげ定食のお店がある」と聞き行ってきた釘本定食についてご紹介させて頂きます！
福岡の呉服町にある『釘本食堂』
福岡市の呉服町にある「釘本食堂」は、本当は豚足の専門店です。
店長が豚足に人生をかけるものだと確信してから日々豚足の改良に取り組み、美味しい豚足を作っている素敵なお店です。
呉服町という地名を聞くとピンと来る人はあまりいなかもしれませんが、呉服町は福岡でも有名な繁華街、中洲の真隣の町なので、呉服町は中洲から歩いて5分程度でついてしまいます。
豚足専門店の釘本食堂ですが、ランチだけにある「からあげ定食」が尋常じゃなく美味しい味だったので紹介していきます。
ランチのからあげ定食が神
釘本定食のランチで食べることができるからあげ定食です。
パッと見た感じ、からあげ、野菜、漬物、ご飯に味噌汁とかなりバランスが良い食事ですよね！
ただ、この写真を見る限りでは普通のからあげ定食だと思う人も多いと思います。
からあげをもう少しアップで見てみると表面の衣がサクサクで余分な油を吸っていないのがお分かりでしょうか？
釘本食堂のからあげは衣がありえないほどサクサクで軽い食感なので軽く噛むだけで「サクッ」という音と一緒に口の中に香ばしさが広がります。
もちろん、からあげ定食が運ばれてきた時に湯気を立てて良い香りをさせているからあげを見るのも個人的には至高の時間です。
カウンターに座ると目の前が黒い光沢の壁になっているのでからあげから立ち上る美味しそうな蒸気を目で見て楽しむことができるのでカウンターに座るのもなかなかオススメですよ♪
わかる人ならわかると思いますが、釘本食堂のからあげを箸で持った瞬間、衣のサクサク具合を感じると思います。
箸がグニュッとからあげに入らず、力を入れれば今にも割れてしまいそうなサクサクの衣を僕は感じることができました。
からあげを噛むとホロッとからあげの衣と鶏肉が取れて口全体に味が広がります。
釘本食堂のからあげ定食についてくるゆで野菜です。
一見すると単なるゆで野菜に見えますが、たぶん豚足で使った汁がかかっているのかな？良い意味でオイリーなのでそのままでも食べやすいです♪
ただ、味はほとんど無いので単品で食べるよりはからあげで胃がもたれそうになったら箸休め的に食べるのが良いと思います。
ちょっと絵的には微妙ですが、僕は釘本食堂のからあげ定食を食べる時にある工夫をしています。
先述しましたが、釘本食堂のからあげ定食には野菜が付属していますが、オイリーな汁がかかってしまうため、同じお皿に乗っているからあげの衣に汁が侵食してきます。
僕はいつもからあげを画像のようになるべくお皿の端に避けてからあげの衣が濡れないようにしています。
こうすると、サクサクの衣が食べれてとても美味しいんです！
からあげ定食についてくる漬物です。
九州ということでやっぱり辛子高菜は定番ですね。
ちなみに九州の人に聞いたのですが、辛子明太子を食べる人は地元の人は少なくて、一般的なのは辛子高菜らしいです。
この漬物セットもからあげで口の中が脂っこくなってしまった時にサッパリすることができるのでからあげと交互に食べています。
からあげはキッチン米一の物を使用
釘本食堂のメニューを見ていると、夜のメニューで単品のからあげを見つけました。
更にここに書かれていた事実が衝撃で、釘本食堂のからあげは「キッチン米一」というお店で味付けを行っているそうです。
ただ、メニューにも記載があるように米油という油で揚げているのが普通のからあげと違うところなのでしょうか。
米油について調べてみたところ、揚げ物をするには最適の油で、揚げ物がカラッとあがるのが特徴みたいです。
確かに釘本食堂のからあげは油っこさが全然無くてカラッとしているのでからあげ定食が美味しい秘訣は米油にあるんじゃないかなと予測したりしてしまいますよね。
ランチメニューは豚足も選択できる
釘本食堂のランチ定食は3種類のメニューから選ぶことができます！
からあげ定食以外には、「豚足A定食」と「豚足B定食」の定食があり、基本的にランチは「豚足」or「からあげ」の選択肢になります。
豚足定食の違いはBには「厚揚げ」と「煮玉子」がついてくるのがB定食になるので、ちょっとお腹が空いていて沢山食べたい人はB定食を選択するのが良さそうですね。
釘本食堂のランチは腹ペコの男子にも優しく、なんと定食のご飯大盛りが無料です！
僕はからあげ定食の大盛りを注文しましたが、ご飯の量は物凄く多いというわけではなく普通盛りよりちょっとだけ多い程度なので女性の方でも問題なく食べられる量だなと思いました。
「せっかく豚足の専門店に来たんだからからあげだけじゃなくて豚足も食べて帰りたい！」なんて思っている人も安心です♪
釘本食堂では単品で豚足もメニューにあるのでランチ+単品でからあげも定食も楽しむことができます！
ちなみに僕が行った時に他の人の注文を聞いていると、男性の方はからあげ定食を頼む方が多いような印象を受けました。
女性の方もからあげ定食を頼む方はたまにいましたが、女性客の方の大半は豚足定食を頼んでいるような方が多かったです。
あとはご年配の方とかも豚足定食を頼まれている方が多く、からあげ定食と豚足定食の人気は半々だと思います。
豚足専門店なので、もちろん豚足も物凄く美味しいので是非ランチメニューを制覇してください♪
キッチン米一のからあげも食べてきた
実は、釘本定食のメニューで「からあげはキッチン米一で味付けをしている」という記載を目にしてからずっとキッチン米一が気になっていたので実際に釘本食堂のからあげの原点でもあるキッチン米一にも行ってきました！
キッチン米一で僕が頼んだのはもちろんからあげ定食です。
テーブルに運ばれてきたからあげ定食は、釘本食堂と比べるとどことなくアットホームな雰囲気がして個人的には懐かしい感じがして大好きです。
ちなみにキッチン米一のご飯は「白ごはん・八穀米・じゃこめし（+50円）」の中から選ぶことができたので僕は八穀米の大盛りを選びました。
ちなみに、白飯と八穀米はおかわり自由なので沢山食べる男性の方や、食べ盛りの高校生にも嬉しいですよね。
釘本食堂のからあげと見比べてみるとわかりますが、キッチン米一のからあげは若干衣が厚いような食感でした。
口に入れた感じも釘本食堂のからあげとは全くの別物で、こちらは濃い味が口の中全体に広がるような味をしています。
釘本食堂と比べると、キッチン米一のからあげは別ジャンルの美味しさだったのでどちらが良いとは判断が難しかったです。
ただ、個人的には釘本食堂のからあげが本当にサクサクで美味しかったのでからあげに関しては釘本食堂に軍配があがると思います。
キッチン米一に行った時に、友人がエビフライ定食を頼んでいましたが大振りのエビがドカンとお皿の上に乗っていて印象的でした。
1本食べさせてもらいましたが、エビフライを噛むとサクッと音を立てて衣が砕けるので食感が楽しくすぐに1本食べきってしまいました。
キッチン米一はエビフライ定食が本当に美味しかったので、次回行った時は僕もエビフライ定食を食べてみようと思います。
福岡に来るなら是非食べないと損！
福岡にはラーメンやもつ鍋など、美味しい食べ物が沢山ありますよね。
ただ、個人的にラーメンやもつ鍋よりも釘本食堂のからあげ定食を食べて頂きたいです！
僕も今まで色々なからあげを食べてきましたが、釘本食堂のからあげは今までの人生の中で断トツ1位で、毎日食べたいくらい美味しいからあげなので、からあげが好きなら絶対にオススメできます！
ちなみに釘本食堂がある呉服町の立地は周りに会社などが沢山あり、お昼時になると昼食を取るサラリーマンで結構込み合います。
もし平日に行くのであれば、一般的なランチ時間であるお昼の12時から13時までは混んでいることが多いので、釘本食堂がオープンする11時30分から入るかランチ時間が終わる13時過ぎに行くとスムーズに入ることができますよ！
釘本食堂は中洲川端駅や呉服町駅からも近いので、博多から中洲川端まで電車で行って歩いていくのもそこまで大変ではないし「ちょこっと食べに行くか」程度で行ける場所にあるので福岡に来たら是非食べてみてください。
