日常的によく使うものって考えてみると「食器」ですよね。
その中でも、スプーンとフォークは外食チェーンや色々なお店で使っている所も多いと思いますが、日本語での呼び方ってすぐに思い浮かびますか?
今回は、意外と知らない人が多いスプーンとフォークの日本語名について紹介していきます♪
スプーンとフォークの日本語名
スプーンとフォークって今や日本にはかなり浸透している食器で、誰もが正しく使えていると思いますが、実はスプーンとフォーク意外にも日本語での呼び方がしっかりとあります。
僕自身も、調べてみるまでスプーンとフォークに日本語名があると知らなかったのでそれぞれの日本語での呼び方を紹介します♪
スプーンの日本語
スプーンの日本語名は「匙(さじ)」という呼び方です。
もともとは、大正や昭和などの時代から使われていたと思っていたのですが、スプーンの歴史はもっと昔からあるものだったようです。
よくスプーンが使われていた時代では、江戸時代にお医者さんが薬の量を量るためにスプーンを使用していたと言います。
当時、お医者さんが完治不良の患者を診きれない時に、もうこれ以上は治療ができない、諦めるという意味で「匙を投げる」という言葉が使われ始めたそうです。
ちなみにスプーンは使われていた当初、先端の部分に刺す箇所があり、卵を割るために使ったり貝などの殻を割るために使用されていたそうです。
僕は、先が尖っていた方が好きだったので現代のスプーンの形に落ち着いてしまったのは少し残念ですね。
フォークの日本語
フォークの日本語名は「突き匙(つきさじ)」もしくは「肉叉(にくさ)」
突き匙という言葉はスプーンの呼び方である匙と似ているのでなんとなく予想できる人は多いかもしれませんが、「肉叉」ってどういう意味だと思いますか?
「肉叉」は、そのままの意味で肉を刺すことから「肉叉」と呼ばれています。
ちなみに「肉叉」に使われている漢字の叉という時は「1本の所から2本に分かれて出ている」という意味もあります。
フォークの形を見てみると、確かに根本からいくつか突起が分かれて出ていますよね。
ちなみにフォークはもともと肉をカットする時に刺すためだけの道具だったので「肉叉」とも言うみたいですね。
昔は色々なことに用途が分かれていて、アクションを起こすごとに道具を使い分けなければいけなかったので結構面倒くさいですよね。
終わりに
スプーンとフォーク、日頃よく使う言葉ですが調べてみると日本語での呼び方がしっかりあったり、名前の意味も理由があって非常に面白いですよね。
ただ、スプーンもフォークも当時使われていた形からそれほど大きく形などは変わっていないので、作られた時点で何世代も人類が使えるほどの形状まで整っていたと思うと凄いですよね。
新しい物の情報を追うのも楽しいですが、こういった昔から使われている定番アイテムなどの歴史を調べたりするのも自分の知らない世界が見れて良い刺激になると思います。
スプーンとフォーク、あまり日本語で呼ぶことは無いかもしれないですが今度誰かに教えてあげてくださいね。